こんにちは。ざわかける!のざわ(@zw_kakeru)です。
プレゼンでついついやってしまいがちなこと、でもやらない方がいいことをまとめてみました。
(この記事は執筆現在行われているとあるプレゼン大会で、皆のプレゼンを聴いていてあまりにストレスが溜まった筆者ざわがその大会を真面目に聴くのを止めて勢いのままに書いています。)
プレゼン時にやってしまいがちなこと
皆さん、普段プレゼンしていますよね。
大きな発表や、チーム内進捗会議でも様々ありますが、プレゼンでついついやりがちなこと、でもやるべきでないことを順番に5つ紹介します。
この手の記事でよくありますが、私が個人的にやるべきでないと感じていて、かつ検索しても出てこない事柄をピックアップしてみました。
「〇〇させていただきます」
「発表始めさせていただきます。」「ご説明させていただきます。」
発表を開始するとき、これらの発言をしている人は多いのではないでしょうか。
もちろん、これ以外にも発表中に出てくる「〇〇させていただきます」の言い回し全般が該当します。
こんなのは「発表始めます。」「ご説明します。」で十分です。
相手に対して必要以上にへりくだる必要はありません。
むしろ、テンポをとるためにあえて冗長に喋っている、という人が多いのではと私は考えています。
百歩譲って客先へのプレゼンならまだ分かります。チーム内の進捗共有の時とかにこの言葉を使うのはとてもダサいです(個人の感想)。
その程度の使い分けはしましょう。
「画面見えていますでしょうか。」/「はい見えております。」
こちらはweb会議でプレゼンをするときにやってしまいがちなやり取りですね。
「画面共有いたしましたが、画面見えていますでしょうか」/「はい見えております」
「音声聞こえていますでしょうか」/「はい聞こえております」
このワンテンポ、ワンレスポンス。果たして必要でしょうか。私は毎回毎回ストレスです。
「画面見えてなかったら言ってください。」で十分ですし、勝手に発表始めてもし映ってなかったら誰か教えてくれるから大丈夫ですよね。
実際にこれで画面が見えていない確率はかなり低く、そんなところをケアするために毎回このやりとりを挟むのはロスの方が大きいですよね。時間がもったいないのでやめましょう。
「本日の目次はこちらです。」
「本日の目次です。」「こちら本日のアジェンダとなっております。」
というセリフとともに、2秒くらいのスライドを挟んで本題に入る人。
このスライド、速すぎて誰も読めないから不要です。ほんの数秒といえども貴重なプレゼン時間を無駄にするべきではありません。
後で資料だけを見た人のために入れてある、というのならば発表時は無言で素通りしましょう。どうせ聴衆は理解していません。
「まず〇〇について説明して、次に〜」みたいな説明を多少加えるならこのスライドもありだと思いますが、個人的にはプレゼン時間を削ってまで流れを説明する価値がある場合は稀な気がします。
「見づらいんですけど」
「この図ちょっと見にくいんですけど」「グラフが小さくて分かりづらいかもしれませんが」
なぜそれを堂々と言えるのでしょう。そう思うなら事前に修正しておいてください。
発表中にこの発言をしても誰にも何の得もありません。
ただあなたが資料作りをサボっているのがバレるだけです。やめましょう。
「ご質問ありがとうございます」
プレゼン後の質疑応答を行う際、聴衆から質問があった時にこれを言う人がいますが、質問してくれてありがとうって意味分かりませんよね。
このプレゼンの目的は聴衆に質問してもらうことだったのですか。違いますよね。
違うはずなんですけど、これは質疑応答がなんとなく義務化されている発表会などでありがちです。
そういう場で質問してくれる人がいると、いかにも「質問が来なくて困っていた自分を救ってくれた」ように写るので、ついつい無意識的にお礼を言いたくなってしまいます。
気持ち悪いですよね。何のためにプレゼンをしてるのかって話です。
そもそもプレゼン後に質問が全く来ないというのは聴衆の興味を掴めていない、あるいは聴衆が質問できるほど話を理解していないということであリ、端的に言ってあなたのプレゼン力不足です。
頑張りましょう。
終わりに
プレゼンは人の心を動かす試みであり、そのためには「自信を持って堂々と話す」ことがかなり重要だと考えています。
上で挙げたことを実行していると、聴衆は無意識のうちに(この人自信なさそうだなあ)という印象を抱きます。
一旦意識してみると気になってしょうがないですね。
プレゼンで本当に大事なのは限られた時間の中で伝えたい内容を齟齬なく確実に伝え、そして聴いた人の心を動かすことです。
そのためには一分一秒が惜しいのです。
ドイツの全国民を一人で動かし、今なお一定数の支持者を集めるアドルフ・ヒトラー。
iPhoneの新作発表をするスティーブ・ジョブズ。
スポーツで大会決勝の直前に、ロッカールームで選手たちを奮い立たせる監督。
プレゼンのお手本はネットで検索すれば今や腐るほど手に入ります。
果たして彼らが上で挙げたような行動をしていたでしょうか。
といったことを意識して明日からもプレゼンを頑張りましょう。
以上です。