こんにちは。ざわかける!のざわ(@zw_kakeru)です。
e-Tax(Web上での確定申告)の作業ログです。
今年もやります。確定申告。
ただのログなので記事としてのまとまりは全くありませんが、Webでの確定申告にどれくらいの手順が必要か、システムはどれくらい親切なのか、見ていってもらえたらと思います。
はじめに
一年前にe-Taxを用いた確定申告で落とし穴にハマりまくって散々な目に会いましたが、
今年もこの季節がやってきてしまいました(現在2023年2月19日)ので、確定申告をしていこうと思います。
私はただの会社員なので本来は確定申告はしなくて良いのですが、ふるさと納税を行っているのと社会制度の勉強のために行うことにしています。
一年もあればe-Taxのシステムも改良が加えられているはずですから、去年よりさぞかし簡単に手続きができるようになっていることでしょう。
まあ利用者識別番号の取得などの「最初の一回だけやる必要がある作業」は今年はやらなくて良いので、その部分だけ考えても去年よりは楽だと予想ができます。
落差がどのくらいにあるのか楽しみです。
実行環境
今回使用したPCのOSやバージョンを書いておきます。
MacBookProを使いました。
macOS: 13.2.1 (Ventura)
Google Chrome: 110.0.5481.100(Official Build) (x86_64)
Safari: 16.3 (18614.4.6.1.6)
寄附金控除に関する証明書の発行申請
確定申告作業に入る前の準備として、ふるさと納税の寄付金控除証明書を発行します。
対応しているサービスはこちらに載っています。
(去年はこれに対応していない自治体に寄付をしていいたために郵送するはめになりました。。今年はWeb上で完結させます。)
私は楽天ふるさと納税を利用していたので、早速証明書発行の申請をしていきます。
楽天ふるさと納税のマイページを開いて寄附金控除証明書の発行ページに遷移します。
するとデカデカと申請ボタンが置かれているのでクリックし、利用規約に同意して電子発行を申請します。
発行には2~3日かかるのでそれまで気楽に待っておきましょう。
数日後、準備完了のメールが届きました。
内容に従って外部サイトに遷移し、証明書(xml)を取得しましょう。
MoneyForwardクラウド確定申告からの手続き
楽天ふるさと納税から寄附金控除証明書が発行されたら、いよいよ実作業に入っていきます。
まずは去年と同様に、MoneyFoward確定申告から確定申告書を作ります。
個人情報や自分の収入など、手順に沿って必要事項を順番に入力していきましょう。
先程のふるさと納税については、申告書 > 第一表、第二表を入力 > 給与から差し引かれる金額 > 寄附金控除から申請できます。
ここで「ふるさと納税で寄附金控除に関する証明書を添付する」にチェックを入れて、ダウンロードしておいた証明書(xml)をアップロードするだけです。
めちゃくちゃ簡単ですね。去年もできてたのかな。。。?
また、iDeCoなどをやっている人は「小規模企業共済等掛金控除」の入力も忘れないようにしましょう。
そして、諸々の個人情報の入力の過程で必要となるのがe-Taxの利用者識別番号です。
利用者識別番号は去年取得したので、去年なかなかに苦しめられた取得手続きは丸ごとスキップできます。頑張っておいて良かった。。。
(取得方法を知りたい方は、このページ上部に貼っておいた1年目の記事を確認してください。)
そうして一通り入力が終わったら、申告書と決算書のpdfをダウンロードしてから「提出」の項目からxtxファイルを作成してください。
流れが把握できてるからめちゃくちゃ楽だ。。。
ここまでで、MoneyForward確定申告の出番は終了です。
確定申告書の作成・提出
作業を始める前に、e-Taxの推奨環境を確認します。
ここを見ると、Macの場合SafariならOKとなっていますね。
私の手元のSafariは16.3ですが、おそらくいけるでしょう。
去年はSafariの細かいバージョン指定も入り、かつそれ以外のバージョンだと申請を受けてくれなかったのでかなりの進歩です。
WindowsではすでにChromeに対応しているので、来年はMacでもChromeでいけるかもしれないですね。
よってここからはSafariで作業していきます。(何となくログを見てみたら、最後に立ち上げたのが去年の確定申告の時でした。)
確定申告の方法はいくつかありますが、去年同様に国税庁が提供しているe-Taxソフト(Web版)から確定申告を行います。
(軽く確定申告書等作成コーナーを覗いてみたのですが、今年もxtxファイルのアップロードには対応していませんでした。
また、e-Taxソフト(Web版)も去年同様に所得税の確定申告には対応していないと書かれていますが、「作成済みデータの利用」からxtxファイルをアップロードすることで裏技的に確定申告ができるとマネーフォワードさんが言っているのでこの方法を使います。)
マイナンバーカードを使ったログインが完了したら、「申告・申請・納税」から「作成済みデータの利用」を選択してxtxファイルをアップロードします。
内容に相違が無いか確認して「次へ」進むと、アップロードしたデータが取得できるので、控えとして手元にダウンロードしておきましょう。
なぜか一種類ずつしか表示できないので、順番に「帳票表示」を押してダウンロードします。
完了したら次へ進みましょう。
ダウンロードした控えを確認して、
(特に税金の納付方法などは今一度確認しましょう、私は今年ここで確認したことで自分の間違いに気づくことができました。)
問題なさそうであれば「送信」を押します。
無事に終えることができました〜。
(所得税を納めなければならない人は直後にメッセージボックスに納付依頼が来るみたいなので、そのまま支払いまで済ませてしまうといいかもしれませんね。
支払い方法は口座振替(事前登録必要、引き落としが4月下旬になる)、クレジットカード(数百円の手数料がかかる)、コンビニ支払いなどがあるみたいです。)
サクサク進めることができて良かったです。
まとめ
去年と比較して、各所でのUIやフローが大きく改善されていました。
マイナンバーカードのスマホ読み取りも、去年は100回くらいやったのに対して今年は2、3回しかやらずに済みました。
元々、去年落とし穴にハマりまくったおかげでシステムをスムーズに動かすことができたのもありますが、だからこそシステム側が改善されされていることが分かって良かったです。
国税庁のサイトにはe-Taxソフト(Web版)では確定申告できないと書かれているのですが、会計ソフトから出力したxtxファイルを読み込んでのmacでの確定申告はここからしかできないというのは未だトラップとして存在してるみたいですね。
(まあ確かにe-Taxソフト(Web版)では0から確定申告ができるわけでは無いのですが、、、)
来年の更なる改善に期待です。
おわりに
林檎信者の私も無事にe-Taxで確定申告を行うことができました。
去年はふるさと納税の部分はどうにもならずに諦めて郵送したので、それと比較しても全部Web上で終えることができた今年は進歩しています。
気持ち的にとても楽でした。
強くてニューゲームとはこのことですね。
今年でやり方についてかなり把握できたので、来年はこういう記事は書かないかもしれないです。
書いたとしても差分だけとかになるかもですね。
以上です。