GooglePlayStoreにアプリ申請を行う際に準備しておくもの

技術

こんにちは。ざわかける!のざわ(@zw_kakeru)です。
この記事では、自作アプリが完成していざGooglePlayStoreへの掲載申請を行う、という際にあらかじめ準備しておく必要がある事柄をまとめておきます。
主に自分用のメモです。

前提

2021年4月現在の情報となっております。
ストア側の仕様が変更された場合はこの記事の通りにはいかなくなる可能性があります。
(一応、変更に気がついたらその都度この記事の修正をかける予定ですが、私もいつまで開発を続けているか分からないもので。。。)

それから、Google Play Developer Accountの作成は完了しているものとします。
まだの人は公式の手順に則ってアカウントを作成しましょう。
ちなみに登録料として$25の支払いが発生します。
(1回ポッキリです。AppStoreと比較しても驚きの安さ、、、)

申請時に準備しておくもの

ストア申請完了までに求められるものたちを列挙していきます。
Google Play Consoleから先ほと作ったアカウントでログインし、専用の編集ページにアプリの情報を書き込んでから申請を行いますが、この編集ページ、なんと「途中保存」ができません。(何でやねん。。。)
それができれば私がこの記事を書くことはなかったでしょうに。。。
申請に必要なものが分からない、という迷える子羊のためにここに記しておきます。
ちなみに、上のサンプル画像に表示しているアプリ「タップタイマー」はこちらからダウンロードできます。

Tappin'Timer - Apps on Google Play
Timer/Stopwatch released that can be stopped by tapping and reset by swiping.

iOS版はこちら。

‎App Storeに接続しています
‎Apple Musicに接続しています

アプリ名(50文字以内)

Google Play Storeに表示されるアプリ名です。これは言われなくても皆さん用意していることかと思います。

簡単な説明(80文字以内)

アプリについての短い説明文です。検索時の一覧ページおよび商品ページの「このアプリについて」の部分に表示される文となります。
検索画面にアイコン、アプリ名とともに表示される文であり、ユーザーが商品ページを開く重要な取っ掛かりでもあります。
ユーザーに検索された時に数多くの類似アプリの中から自分のアプリをダウンロードしてもらわなければならないので、他アプリとの差別化要素や独自の魅力などを簡潔かつキャッチーに記述しましょう。

詳しい説明(4000文字以内)

商品ページの「このアプリについて」がタップされた時に展開される文章です。
この部分まで確認するユーザーはほとんどいないようですが、逆に言えばわざわざ読みに来てくれた数少ないユーザーは絶対に逃したくありません。
あまり長く書きすぎるとそれだけで読む気が失くなり、そのままついでにダウンロードする気も失くなってしまうので簡潔に書きましょう。
アプリの具体的な使い方を丁寧に書いたりするのはナンセンスです。
それが必要であると言うならそれはアプリの中身のデザインと実装を見直すべきでしょう(あくまでも個人的な意見です)。

アイコン(512×512)

ここからは、用意するものはテキストではなく画像となります。
アイコンに関しても1枚も持っていない、という人はあまりいないかと思いますが、512×512サイズが必要なので用意しておきましょう。

・枚数:1枚
・形式:.png または .jpeg
・各辺:512 x 512 px
・容量:最大 1 MB

フィーチャーグラフィック(1024×500)

GooglePlayStore全体での広告部分や、類似アプリの商品ページを開いているユーザーに「その他のアプリ」として表示する際の宣伝画像となります。

Google公式によると、掲載時にトリミングを行う場合があるためユーザーに見てほしいテキストやビジュアルはなるべく中央寄りに配置してくれ、とのことです。
具体的には、Googleが定める『カットオフゾーン』(4 辺の端から15%の部分)よりも内側で、とのことです。

・枚数:1枚
・形式:.png または .jpeg
・各辺:1024 x 500 px
・容量:最大 1 MB

スクリーンショット(スマホ掲載用)

商品ページを開くとアイコンとダウンロードボタンのすぐ下に表示される、アプリの魅力を視覚的にアピールするための数枚程度の画像のことです。
スマホの電源ボタンと音量ボタンを同時に押すことで撮影できる、いわゆる「スクショ」とは異なります。
(勿論サイズ制約などが合えばそのまま提出することも可能ですが、UXを考えるとあまりよろしくないかと思われます。)

・枚数:2 ~ 8枚
・形式:.png または .jpeg
・アスペクト比:16:9 または 9:16
・各辺:320 ~ 3840 px
・容量:スクリーンショット1枚に月最大 8 MB

AppStoreと異なり厳密なピクセル数の指定はありませんが、枚数の制約上スクリーンショット無し、または1枚だけでは申請できないので注意しましょう。
(アスペクト比に関しては必ずしも対応していなくても申請は通ります。揃えておいた方が無難ではありますが。)

スクリーンショット(タブレット掲載用)

7インチ用と10インチ用の2パターンを要求されます。
しかし制約はどちらも同じであるため、同じ内容のスクリーンショットをそのまま2箇所にアップロードできます。
UXをこだわるのであればそれぞれのタブレットに適したサイズで用意しましょう。

・枚数:2 ~ 8枚
・形式:.png または .jpeg
・アスペクト比:16:9 または 9:16
・各辺:320 ~ 3840 px
・容量:スクリーンショット1枚に月最大 8 MB

スマホ版のスクリーンショットと全く同じですね。そのためこだわらなければスマホ用に準備したものをそのまま使用することも可能です。
タブレット版のストアにスマホのスクリーンショットが載るのには個人的には違和感がありますが、、、

その他

今回の記事はアプリ申請に必要な最低限の制約であるため、これだけ守っていれば申請、リリースは行えます。
より多くのユーザーの目に止まり、ダウンロード数を増やすには詳細なガイドラインを公式で確認してください。
特に画像系は、ガイドラインに沿っているほど様々な場所に広告として掲載される機会が増えるため、一度は自分で公式ガイドラインを確認しておくと良いでしょう。

ちなみに、英語版でも同様の文字数制限を受けます。
一般に英語よりも日本語の方が、少ない文字数で多くの内容を表すのに向いている(焼肉定食理論)ため、英語版の申請を行う時にはどのような記載文にするのか、また一考する必要があります。

終わりに

(今日は申請作業をやるぞ!)と思っていたのに細かい画像サイズの調整やテキストの文字数調整などの細々したタスクが無限に発生してしまうとそれだけでやる気が削がれてしまうため、事前に全て準備しておいてポンポンポンッと公開まで漕ぎ着けましょう。
『AppStoreにアプリ申請を行う際に準備しておくもの』の記事も今度書こうと思います。

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