AppStore/GooglePlayStoreへのアプリ申請時に必要なスクリーンショットのサイズ

技術

こんにちは。ざわかける!のざわ(@zw_kakeru)です。
AppStoreとGooglePlayStoreへのアプリ申請時に必要になるスクリーンショットのサイズを一覧にしてまとめておきます(自分用)。

結論

結論から書きます。
2021年6月現在、ストア申請に最低限に必要なスクリーンショットのサイズは次の通りです。

まずAppStoreの場合(出典):

iPhoneでのダウンロードを可能にしたい場合:
  1284px * 2778px (21.74cm * 47.04cm)(6.5インチ用)
  1242px * 2208px (21.03cm * 37.39cm)(5.5インチ用)

iPadでのダウンロードを可能にしたい場合:
  2048px * 2732px (34.68cm * 46.26cm)(12.9インチ用)

※作成したいスクリーンショットの向きに応じて縦・横の入れ替えは可能。

続いてGooglePlayStoreの場合(出典):

縦・横ともに320px ~ 3840px(5.42cm ~ 65.02cm)以内であれば厳密なサイズ指定は無い。
※スクリーンショットの最大サイズを最小サイズの2倍以上にすることはできない。

以上です。
cm表記に関しては150dpi(パワポ)想定かつ概算なので、この通りに設定しても数ピクセル分はズレるかもしれません。
その場合は何とかしてピクセル数を合わせてからストアに申請しましょう。
ちなみに、私はいつもimagemagickを使って拡大、縮小をしています。
(どのみちこれをするなら最初から縦横比だけ合わせといて大きめに作っとけば良いのでは、、、)
コマンド例:

$convert -resize 2778x1284! 6_5in_eng0_tmp.png 6_5in_eng0.png

ちなみにスクリーンショットに透過部分(alpha=0)が含まれている場合は受理されませんので、背景色で埋めてあげましょう。

$convert 6_5in_eng0.png ( +clone -alpha opaque -fill "#F5F5F5" -colorize 100% ) +swap -geometry +0+0 -compose Over -composite -alpha off
 6_5in_eng0.png

詳細の確認

AppStoreの場合

公式ドキュメントを確認します。

色々ごちゃごちゃ書いていたので読まなくていい部分はカットしておきました。
(私はあらゆる公式ドキュメントは普段英語で確認しますが、分かりやすさを考慮して日本語ページの画像を貼っておきました。)

ダウンロードされるデバイスごとに割と細かくスクリーンショットのサイズが分けられていましたが「スクリーンショットのソース」の項目を見るとそのほとんどはデフォルトで拡大・縮小をやってくれるみたいで、最低限必要なサイズはiPhoneは2種類(緑・橙)、iPadは1種類(紫)だけだと分かりました。

UXを追求するなら当然それぞれのデバイスごとに最適なサイズを用意するべきではありますが、そこまでしている人(企業)ってあんまりいないんじゃないのかなあ。。。
動画ならまた変わってくるのかもしれませんけど(ちなみに動画のサイズはまたスクリーンショットとは異なります。ここではまとめませんので必要な方は公式から確認してみてください)。

GooglePlayStoreの場合

公式ドキュメントを確認します。
AppStoreと異なり一部抜粋して説明するほどの内容も無いので簡潔に記載します。

ドキュメントには縦・横ともに320px ~ 3840px以内のスクリーンショットを2枚以上用意せよ、と記載されています。
GooglePlayStoreに出品されたアプリの主なダウンロード先はAndroid端末であり、Android端末は種類が豊富で画面サイズやCPUの内部仕様などが多岐に渡ります。
そのためスクリーンショットのサイズにもある程度幅を持たせているのでしょう。

また、スクリーンショットの最大サイズを最小サイズの2倍以上にすることはできない、との記載もあります。
書き方からして、AppStoreと異なりそれぞれのスクリーンショットの大きさが異なっていても大丈夫なのだと思いますが、わざわざサイズの違うスクリーンショットを用意する人(企業)もあんまりいなさそうですね。。。
まあ必要な人にとってはありがたい設計だと思います。


以上の事柄を考慮して、GooglePlayStoreに関しては、AppStore申請時に使用したいずれかのスクリーンショットをそのまま流用すれば管理の手間も減って楽になると考えられます。
逆にGooglePlayStoreのみでアプリを申請する場合も、後々にAppStoreにも申請する可能性が無くもないのであれば、AppStoreの制約通りにスクリーンショットの作成をしておくと良いと思います。

終わりに

公式からの確認方法まで書いておいたのは、そうしないと気持ち悪いからです。
というよりも、新しいアプリをリリースするたびに個人的に確認する部分なので、自分のための備忘録としての記述となっています。
これで次回からは確認の手間を減らすことができますね。
そんなことよりもスクリーンショットのデザイン自体が苦手すぎて毎回困るのですが、、、

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