こんにちは。ざわかける!のざわ(@zw_kakeru)です。
今回はChromeブラウザを使っているときに、自動入力されるパスワードの中身を確認する方法について記述します。
わざわざパスワードマネージャーを開かなくてもその場で確認できる方法です。
やりたいこと
Chromeでは、アカウント名とパスワードをブラウザ側に記憶させることで、次に同じログイン画面を開いたときに自動入力できるという機能を備えています。
例えば、Twitterでログインをしようとした時は次のように表示されます。
このように、ログイン画面を開くだけで自動でIDとパスワードが入力され、あとは「ログイン」を押すだけですぐに認証ができるという仕組みです。
皆さんも普段から使っている機能だと思います。
この機能を色々な場面で使っていると時々、(ありゃ、このサービスのパスワードを忘れてしまったよ)という事態が起こります。
もちろん忘れていても何も気にせずこのままログインすれば良いだけなのですが、忘れてしまったのはなんか気持ち悪い。
また、別のパソコンからログインする場合など、パスワードが何だったのか確認したい!
ということが時々起こります。
(ちゃんと入力されているのに、、、パスワードが分からないよ〜)ということ、ありますよね。
このパスワードの黒丸を何とかして暴いてやりましょう。
やり方
Chromeブラウザでのやり方を説明します。
「表示」メニューから「開発/管理」、「デベロッパーツール」へと進んでください。
出てきた「デベロッパーコンソール」の一番左上にある、小さな矢印マークをクリックしてください。
矢印マークが青くなったら、そのままマウスカーソルをパスワード入力場所まで持っていきます(解除したくなった場合は再度矢印マークをクリックしてください)。
するとこんな感じでパスワードの入力場所の水色に変化し、すぐ上に英語が色々書かれた吹き出しが出てくるかと思います。
この状態でマウスを「ダブルクリック」してください。
すると「デベロッパーコンソール」側のアルファベットがヅラヅラ書かれている部分にハイライトがつきます。
そのハイライト部分の中からtype=”password”と書かれた箇所を見つけ出してください。
そして、そのtype=”password”をダブルクリックして編集可能状態にし、passwordという文字を削除します。
このような感じです。
要するに、パスワードモード(黒丸表示)の設定を削除してあげたんですね。
そのままEnterキーを押してください。
するとご覧の通り、黒丸が消えて自動入力されたパスワードを暴くことができました。
ちなみに今行った編集はこのPCのこの画面上だけでの話なので、ページをリロードすれば元に戻ります。
めでたしめでたし。
終わりに
実はわざわざtype=”password”を削除しなくてもパスワードを確認する方法があったりしますが、今回は分かりやすさと見栄えを優先してこのような説明をさせてもらいました。
自動補完してくれるのはとても助かるのですが、自分がパスワードを把握していないというのは個人的に落ち着かないので、気になった時は私はこの方法で確認するようにしています。
最近だとクリック一つでパスワードの表示/非表示を切り替えることができるサイトも増えてきていますけどね。
今回は以上です。