こんにちは。ざわかける!のざわ(@zw_kakeru)です。
スプラトゥーン2において、ダイナモローラーベッチュー1本で全ルールXまで上り詰めた私が、
その戦い方やギアの調整などを解説していこうと思います。
なお、「キルの取り方」についてはこちらの記事を参照してください(動画解説付き)。
ダイナモローラーベッチューの基本情報
数あるローラーの中でも断トツの塗り範囲を持つダイナモローラーに、スプリンクラーとナイスダマが付いた、キルよりも塗りに重点が置かれたブキとなっています。
と言いつつもメインでのキル性能も非常に高く、近づいてきた短射程ブキ達を軒並み粉砕することが可能です。
さらに縦振りを行うことでスプラチャージャー並みの射程を手に入れることができ、ダメージが入って自陣に下がろうとしている相手を逃さず刈り取ることができます。
一方で重量級ブキであるため足は遅く、なおかつローラーを振り上げてから振り下ろすまでにとても時間がかかるため、対面中は基本的に隙だらけです。
また、インク消費効率も悪く、連続で4回も振るとすぐにインク切れを起こしてしまいます。
このように、得意なことと苦手なことがはっきり分かれていて扱いにくい反面、上手い人が使うと手が付けられない、まさに上級者向けのブキになっています。
ダイナモローラーにはベッチュー以外に無印、テスラと合計3種類存在しますが、中でもベッチューは汎用的でどのルール、ステージでも平均以上の活躍ができるサブスペ構成を持っています。
ゲームメイクができるブキなので、うまく使いこなせると試合を支配している感覚が得られてとても楽しいですよ。
立ち回りについて
どのブキであってもそうだと思いますが、敵や味方の編成によって立ち回りは変わります。
ダイナモは基本的には中〜長射程の位置を陣取り、後ろから前線のサポートをしながら状況に応じて試合をコントロールする役割を担います。
具体的な立ち回りについては、長射程ブキを持ったプレイヤーが編成にどのように組み込まれているかによって大きく変わりますので、1つずつ説明していきます。
ここで言う長射程は以下のブキ種のことを指します:
リッター、スプラチャージャー、ハイドラント、バレルスピナー、クーゲルシュライバー、エクスプロッシャー
敵に長射程ブキがいない場合
上記の長射程ブキが相手にいない場合、その試合はダイナモの天下です。
最前線で撃ち合っている味方の少し後ろから横振りで塗りの補助をしつつ、縦振りによるキルとアシストをやっているだけで勝てます。
ポジションは基本的に中央手前を陣取り、敵のヘイトを買いながら塗りを広げて足場を確保しましょう。
自分がデスすると一気に崩されてしまいかねないので、基本的に後ろからバシャバシャやりながら危なくなったら無理せず下がる、という立ち回りになります。
ナイスダマの回転も速いので、積極的に発動して後ろから前線のサポートをしてあげましょう。
また、ヤグラやホコのルールでは大半のマッチで自分が乗るor持つことになります。
最前線でない分人数差や塗り状況を見る余裕が生まれるので、しっかりオブジェクト管理をしつつ試合を動かしていってください。
きちんと人数有利を取ってからルールを動かせば十分間に合うので、味方が正面で見合っているうちは我慢してサポートに徹しましょう。
敵にのみ長射程ブキがいる場合
敵にのみ長射程ブキがいる場合はかなりしんどくなります。
ダイナモは動きがとても遅いので、相手長射程から見ると格好の的以外の何者でもなく、少しでも油断するとすぐにカモられてしまいます(カッコウなのかカモなのか…)。
自分で裏取りをして彼らを倒しに行くわけにもいかないので、基本的には相手の射程の外で戦うしかありません。
この辺りはダイナモに限った話ではありませんが、常に相手長射程の位置を把握しながらギリギリ射程の外でヘイトを買い、その隙に味方の短射程にうまいこと詰めてもらうしかないでしょう。
唯一、ナイスダマを使えば敵の長射程にちょっかいを出せるので、攻めるタイミングを見極めて敵陣奥の高台に陣取っている長射程を下ろしてあげて、その隙にオブジェクトを進める立ち回りもとても重要になってきます。
(このあたりはかなり難しいので、X帯になるまで意識する必要はないかもしれません。)
特に相手のハイドラントなんかは、試合によっては味方全員が何もできずにただただ破壊されて終わるので、特に注意してしっかりと味方の打開に合わせてナイスダマを使いましょう。
敵にも味方にも長射程ブキがいる場合
敵にも味方にも長射程ブキがいる場合は、ダイナモがやることは大きく2つです。
①味方の長射程を倒しに来た敵の短射程を刈り取る。
②サイドに陣取って敵のヘイトを散らしながら詰める。
まず①に関して、
基本的に相手からみてもこちらの長射程を落とさない限り試合を進めることができないので、こちらの長射程を狙って短射程シューターやローラーが正面や裏からやってきます。
味方長射程の近くをうろうろして塗りで足場を確保しつつ、そのようにして近づいてきた相手を持ち前の破壊力で粉砕してあげましょう。
エリアなどは特に、味方長射程が上手ければ彼を護衛しているだけで勝てたりするので、ポジションが被らないように注意しつつ近づいてきた敵を蹴散らし、余裕があれば少しは前線のサポートも行う、といった立ち回りが理想かなと思います。
②に関しては、
役割としては中射程ブキのような立ち回りになります。
ダイナモはブキ本体も動きもとても大きくて目立つのでそこにいるだけで相手も無視できない上、短射程ブキとの撃ち合いにも強いので、味方に長射程がいる場合は後ろは完全に任せて前線の撃ち合いに参加して積極的にキルを狙うことができます。
近づきすぎて相手の長射程に抜かれないようにだけ注意しましょう。
基本は①の立ち回りですが、カウントを進めたい場合や打開が間に合わない場合などには②の動きをすれば良いでしょう。
どちらの立ち回りでも味方の長射程にヘイトを買ってもらいつつ短射程ブキを蹴散らす動きがメインです。
以上長々と説明しましたがまとめると、味方に長射程がいない場合は自身がその役割を担い、長射程がいる場合は中射程的な動きをする、といった立ち回りが基本となります。
その上で、臨機応変に味方のカバーやスペシャル打開などができると良いですね。
ギアの調整
ギアの調整に関しては様々な議論があると思いますが、私の調整は次の通りです(3.9記法)。
メイン性能アップ : 1.4 メインインク効率アップ : 1.0 イカ移動速度アップ : 1.2 スーパージャンプ時間短縮 : 0.2 爆風ダメージ軽減 : 0.1
「メイン性能アップ」を積むと確殺範囲が広がり、ダイナモを使う上で大きなイライラ要因となる「横振りをしっかり当てたのに相手が死なない」という場面に遭遇することが減ります。
積めるだけ積むに越したことはありませんが、僕の感覚で1.4積みで上で述べたようなストレスが少なくキルを十分に取れる、という調整になっています。
もう0.1だけ下げて「相手インク影響軽減(安全靴)」をつけるのもありかなあとも思っています。
あとはこのブキの明らかな弱点であるインク効率とイカ速を補い、余った枠に汎用的なギアを組み込んだ、という構成です。
ついでにファッションにも少しこだわって、パリコレ風のコーディネートで揃えてみました。持っているブキは鈍器ですが。笑
終わりに
持ちブキの選び方というのは私自身よくわかっておらず、このダイナモローラーベッチューも少し使ってみてしっくり来たなあと思っていたらいつの間にか使い続けていた、という感じです。
ダイナモローラーはそのブキの特性上、長射程の立ち回りも中射程の立ち回りもできるので、味方と敵の編成を見て臨機応変に変えていけると意外と柔軟な動きができます。
オブジェクト管理も得意なので、自分で試合を動かして勝ちを掴みにいけるというのもこのブキの魅力的なところですね。
いいブキないかなあと探している方に、少しでも参考にしてもらえたらなと思います。より詳しいキルの取り方や小技などはまた後日記事を公開していこうと思っていますのでよろしくお願いします。
キルの取り方について書きました!
今回は以上です。